平成30年 不動産鑑定士試験 短答式 鑑定理論 問2
総論第2章C 標準
不動産の種別及び類型に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) 不動産の種別とは、不動産の地域性に関して区分される不動産の分類をいい、不動産の類型とは、その有形的利用及び権利関係の態様に応じて区分される不動産の分類をいう。
(2) 地域の種別の1つとして農地地域から宅地地域へ転換しつつある地域があることに留意すべきである。
(3) 林地地域内にある土地は、畑として利用されていても、土地の種別は林地となる。
(4) 不動産の種類とは、不動産の種別及び類型の二面から成る複合的な不動産の概念を示すものである。
(5) 工業地域は、その規模、構成の内容等に応じて更に細分化することも考えられる。
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正解:(1)
解説
【正解 (1)】誤っているのは(1)です。
(1) ×:不動産の種別とは、不動産の「用途」に関して区分される不動産の分類をいいます(総論第2章)。地域性に関して区分されるものではありません。類型が有形的利用及び権利関係の態様による分類である点は正しい記述です。
(2) ○:ある種別の地域から他の種別の地域へと転換しつつある地域(農地地域から宅地地域へ転換しつつある地域等)があることに留意すべきものとされています。
(3) ○:土地の種別は地域の種別に応じて分類されます(総論第2章第1節Ⅱ)。林地とは林地地域のうちにある土地をいいますから、現に畑として利用されていても種別は林地です。
(4) ○:不動産の種類とは、不動産の種別及び類型の二面から成る複合的な概念です。
(5) ○:工業地域も、その規模、構成の内容、機能等に応じて細分化することが考えられます。
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