鑑トレ

過去問 > 平成29年 行政法規 > 問21

平成29年 不動産鑑定士試験 短答式 行政法規 問21

マンション建替え等円滑化法C 標準

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のイからホまでの記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

イ 権利変換計画において、施行再建マンションの区分所有権が与えられるように定められた施行マンションの区分所有者と、当該区分所有者から借家権の設定を受け、施行再建マンションについて借家権が与えられるように定められた者は、家賃その他の借家条件について協議しなければならない。

ロ マンション建替事業(以下この問において「建替事業」という。)の施行者は、建替事業の施行のために必要があるときは、表題部所有者又は所有権の登記名義人の異議がないときに限り、これらの者に代わって土地の分割又は合併の手続をすることができる。

ハ マンション建替組合(以下この問において「建替組合」という。)において、権利変換計画について総会の議決があったときは、当該議決に賛成しなかった組合員は、当該議決があった日から2月以内に、建替組合に対し、区分所有権及び敷地利用権を時価で買い取るべきことを請求することができる。

ニ 建替組合の理事及び監事の任期は、5年以内とされ、補欠の理事及び監事の任期は、前任者の残任期間とされている。

ホ 建替事業の事業計画においては、施行マンションの状況、その敷地の区域及びその住戸の状況、その区分所有権及び敷地利用権の価額、施行再建マンションの設計の概要及びその敷地の区域、事業施行期間、資金計画等を記載しなければならない。

(1) イとハ
(2) イとニ
(3) ロとニ
(4) ロとホ
(5) ハとホ

正解と解説を見る

正解:(1)

解説

【正解 (1)】正しいのはイ・ハです。 イ ○:法第83条第1項。権利変換計画において施行再建マンションの区分所有権が与えられるように定められた者と、借家権が与えられるように定められた者は、家賃その他の借家条件について協議しなければなりません。協議が成立しないときは施行者が審査委員の過半数の同意を得て裁定できます(同条第2項)。 ハ ○:法第64条第3項。権利変換計画について総会の議決があったとき、議決に賛成しなかった組合員は、議決の日から2月以内に、組合に対し区分所有権及び敷地利用権を時価で買い取るべきことを請求できます。逆に組合から売渡請求もできます(同条第1項)。 ロ ×:法第92条により、施行者は事業の施行のために必要があるときは、所有者に代わって土地の分割又は合併の手続をすることができます。「異議がないときに限り」という限定はありません。 ニ ×:法第22条第1項により、理事及び監事の任期は「3年以内」です。補欠役員の任期が前任者の残任期間である点は正しい記述です。 ホ ×:法第10条第1項の事業計画の記載事項は、施行マンションの状況・敷地の区域・住戸の状況、施行再建マンションの設計の概要及び敷地の区域、事業施行期間、資金計画等です。「区分所有権及び敷地利用権の価額」は権利変換計画で定める事項であり、事業計画の記載事項ではありません。

この問題の正解・解説は出題当時(平成29年)の法令によっています。その後の改正で現行法では扱いが異なる場合があります。

📖 関連するテキスト:12-1 区分所有建物とは ── 専有部分・共用部分・敷地利用権(鑑トレの会員ページ)

この問題に出てくる用語

区分所有権敷地利用権権利変換

← 問20平成29年 行政法規 一覧問22 →

鑑トレに登録すると、この問題を解いた記録が残り、間違えた問題だけを解き直せます。選択肢を1肢ずつ○×で解く練習もできます。

無料で始める

登録はメールアドレスだけ。β版のいまは、過去問・一問一答・テキストを含む全機能を無料で使えます

出典:平成29年不動産鑑定士試験 短答式試験(国土交通省)を加工して作成。解説は鑑トレが作成。