令和3年 不動産鑑定士試験 短答式 鑑定理論 問36
各論第3章A 最重要
(1) オリジネーターとは、保有する不動産等を証券化の仕組みを利用して譲渡(売却)する者をいう。
(2) 投資法人とは、投資信託及び投資法人に関する法律に基づき、資産の運用を目的に投資用不動産を保有する者をいう。
(3) アレンジャーとは、投資法人等からの委託を受けて投資法人の資産運用を行う者をいう。
(4) レンダーとは、投資法人等に返済義務のある融資を行う者をいう。
(5) エクイティ投資家とは、投資法人等に返済義務のない資金の出資を行う者をいう。
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正解:(3)
解説
【正解 (3)】誤っているのは(3)です。
(3) ×:投資法人等からの委託を受けて投資法人の資産運用を行う者は「アセットマネジャー」です。アレンジャーは、証券化のスキームを組成し、関係者間の調整を行う者をいいます。基準は証券化関係者として、オリジネーター、アレンジャー、アセットマネジャー、レンダー、エクイティ投資家、特別目的会社・投資法人・ファンド等を挙げています(各論第3章第3節Ⅲ)。
(1) ○:オリジネーターは、保有する不動産等を証券化の仕組みを利用して譲渡(売却)する者、すなわち証券化の出発点で不動産を出す側です。
(2) ○:投資法人は、投資信託及び投資法人に関する法律に基づき、資産の運用を目的として投資用不動産を保有する者です。
(4) ○:レンダーは、投資法人等に返済義務のある融資を行う者、すなわち債権者側です。
(5) ○:エクイティ投資家は、投資法人等に返済義務のない資金の出資を行う者、すなわち出資者側です。
依頼者が証券化関係者のいずれに当たるかは鑑定評価報告書の記載事項ですから、各当事者の位置づけを整理しておく必要があります。
📖 関連するテキスト:42-1 各論第3章の全体像と証券化対象不動産の意義(鑑トレの会員ページ)