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平成27年 不動産鑑定士試験 短答式 鑑定理論 問3

総論第1章C 標準

不動産鑑定評価における不動産の地域性に関する次のイからニまでの記述のうち、正しいものはいくつあるか。

イ 将来は不確定なことなので、不動産の鑑定評価を行うに当たって、地域の発展や衰退を予測してはならない。

ロ 不動産の利用のあり方に同一性があるか否かは、地域の範囲を判定する際に重要な指標となり得る。

ハ 都道府県や市区町村の行政区域の違いは、地域の範囲とはほとんど関係がない。

ニ 地域の人々の社会生活や経済活動を支える様々な施設が存する圏域を同一需給圏という。

(1) 1つ
(2) 2つ
(3) 3つ
(4) すべて正しい
(5) 正しいものはない

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正解:(1)

解説

【正解 (1)】正しいのはロの1つだけです。 ロ ○:地域は、自然的条件及び人文的条件の全部又は一部を共通にする不動産の集まりであり、利用のあり方(土地利用の同質性)は近隣地域の範囲を判定する重要な指標です。 イ ×:不動産の価格は将来の収益性等を反映して形成されるため、予測の原則により、地域の発展や衰退の予測は鑑定評価に不可欠です。「予測してはならない」は明白な誤りです。 ハ ×:行政区域が異なれば、都市計画・建築規制・税負担・行政サービス等が異なり、それが土地利用や価格水準の差となって現れます。地域の範囲を画する要因となり得るので「ほとんど関係がない」とはいえません。 ニ ×:同一需給圏とは、対象不動産と代替関係が成立して、その価格の形成について相互に影響を及ぼすような関係にある他の不動産の存する圏域をいいます。生活利便施設が存する圏域という説明は誤りです。

📖 関連するテキスト:1-1 不動産の概念と鑑定評価の対象(鑑トレの会員ページ)

この問題に出てくる用語

同一需給圏近隣地域収益性

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出典:平成27年不動産鑑定士試験 短答式試験(国土交通省)を加工して作成。解説は鑑トレが作成。