鑑トレ

過去問 > 令和元年 鑑定理論 > 問9

令和元年 不動産鑑定士試験 短答式 鑑定理論 問9

総論第4章C 標準

下記の各説明文は、不動産鑑定評価基準総論第4章「不動産の価格に関する諸原則」に関する記述である。次のイからハまでの空欄に入る語句として、正しいものの組合せはどれか。

・不動産の収益性又は快適性が最高度に発揮されるためには、その構成要素の組み合わせが【イ】ことが必要である。したがって、不動産の最有効使用を判定するためには、この【イ】かどうかを分析することが必要である。

・土地、【ロ】、労働及び経営(組織)の各要素の結合によって生ずる総収益は、これらの各要素に配分される。したがって、このような総収益のうち、【ロ】、労働及び経営(組織)に配分される部分以外の部分は、それぞれの配分が正しく行われる限り、土地に帰属するものである。

・不動産のある部分がその不動産全体の収益獲得に寄与する度合いは、その不動産全体の価格に影響を及ぼす。この原則は、不動産の最有効使用の判定に当たって不動産の【ハ】の適否の判定等に有用である。

(1) イ 環境に適合している ロ 資本 ハ 追加投資
(2) イ 環境に適合している ロ 建物 ハ 個別分析
(3) イ 環境に適合している ロ 建物 ハ 追加投資
(4) イ 均衡を得ている ロ 資本 ハ 追加投資
(5) イ 均衡を得ている ロ 建物 ハ 個別分析

正解と解説を見る

正解:(4)

解説

【正解 (4)】諸原則に関する空欄補充です。 イ「均衡を得ている」:均衡の原則です。「不動産の収益性又は快適性が最高度に発揮されるためには、その構成要素の組合せが【均衡を得ている】ことが必要である」(総論第4章Ⅴ)。なお「環境に適合している」は適合の原則(同Ⅸ)の文言であり、内部の構成要素の問題か外部環境との関係かで区別します。 ロ「資本」:収益配分の原則です。「土地、【資本】、労働及び経営(組織)の各要素の結合によって生ずる総収益は、これらの各要素に配分される」(同Ⅶ)。生産の三要素に土地を加えた4要素であり、「建物」ではありません。 ハ「追加投資」:寄与の原則です。「この原則は、不動産の最有効使用の判定に当たっての不動産の【追加投資】の適否の判定等に有用である」(同Ⅷ)。 均衡・適合・収益配分・寄与は文言が似ているため、どの原則の一文かを対応させて覚えることが得点につながります。

📖 関連するテキスト:9-1 諸原則の体系(鑑トレの会員ページ)

この問題に出てくる用語

最有効使用個別分析収益性

← 問8令和元年 鑑定理論 一覧問10 →

鑑トレに登録すると、この問題を解いた記録が残り、間違えた問題だけを解き直せます。選択肢を1肢ずつ○×で解く練習もできます。

無料で始める

登録はメールアドレスだけ。β版のいまは、過去問・一問一答・テキストを含む全機能を無料で使えます

出典:令和元年不動産鑑定士試験 短答式試験(国土交通省)を加工して作成。解説は鑑トレが作成。