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令和8年 不動産鑑定士試験 短答式 鑑定理論 問39

総論第5章A 最重要

土地Bの所有者が、土地Bとの併合を目的として隣接する土地Aを取得する際の限定価格を求めるに当たり、下表のアからエに当てはまる数値の組合せとして、正しいものはどれか。なお、配分率については、少数点以下第4位を四捨五入し、金額については、千円未満を四捨五入して求めるものとする。

項目併合される土地A併合する土地B併合後の土地C
規模300㎡500㎡800㎡
個別的要因格差率角地 5二方路地 3、不整形地 -5角地 5、規模稀少性 5
(相乗積)105/10098/100110/100
標準価格500,000円500,000円500,000円
㎡単価525,000円490,000円550,000円
総額157,500,000円245,000,000円440,000,000円
単価比による配分率( ア )――
単価比による配分額( イ )――
総額比による配分率( ウ )――
総額比による配分額( エ )――
(1) ア:0.483 イ: 18,113,000円 ウ:0.517 エ: 19,388,000円
(2) ア:0.483 イ: 18,113,000円 ウ:0.609 エ: 22,838,000円
(3) ア:0.517 イ: 19,388,000円 ウ:0.391 エ: 14,663,000円
(4) ア:0.517 イ: 19,388,000円 ウ:0.483 エ: 18,113,000円
(5) ア:0.517 イ:176,888,000円 ウ:0.391 エ:172,163,000円

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正解:(3)

解説

【正解 (3)】併合による増分価値37,500,000円を単価比・総額比で配分する計算問題です。 手順は次のとおりです。 ・増分価値=併合後の土地Cの総額440,000,000円−(A157,500,000円+B245,000,000円)=37,500,000円 ・(ア)単価比による配分率=525,000円÷(525,000円+490,000円)=0.51724…≒0.517 ・(イ)単価比による配分額=37,500,000円×0.517=19,387,500円≒19,388,000円(千円未満四捨五入) ・(ウ)総額比による配分率=157,500,000円÷(157,500,000円+245,000,000円)=0.39130…≒0.391 ・(エ)総額比による配分額=37,500,000円×0.391=14,662,500円≒14,663,000円 よって(3)が正解です。限定価格(併合により正常価格と乖離する市場限定に基づく価格)の典型的な試算過程です(基準総論第5章)。 【学習ポイント】配分率の分母は「併合される土地A+併合する土地B」であり、併合後の土地Cは含めません。単価比と総額比とでは規模差の分だけ配分率が変わる点に注意しましょう。

📖 関連するテキスト:11-1 基本的事項の意義(鑑トレの会員ページ)

この問題に出てくる用語

個別的要因正常価格限定価格

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出典:令和8年不動産鑑定士試験 短答式試験(国土交通省)を加工して作成。解説は鑑トレが作成。