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平成29年 不動産鑑定士試験 短答式 鑑定理論 問27

総論第9章C 標準

下記の説明文は、不動産鑑定評価基準総論第9章「鑑定評価報告書」に関する記述である。次のイからハまでの空欄に入る語句として、正しいものの組合せはどれか。

・鑑定評価報告書は、鑑定評価の基本的事項及び鑑定評価額を表し、鑑定評価額を決定した理由を説明し、その不動産の鑑定評価に関与した【イ】の責任の所在を示すことを主旨とするものである。

・対象確定条件、依頼目的に応じ設定された地域要因若しくは個別的要因についての想定上の条件又は【ロ】条件についてそれらの条件の内容及び評価における取扱いが妥当なものであると判断した根拠を明らかにするとともに、【ハ】と認められるときは、当該条件が設定されない場合の価格等の参考事項を記載すべきである。

(1) イ「不動産鑑定士」 ロ「一般的要因の把握」 ハ「算定可能である」
(2) イ「不動産鑑定業者」 ロ「調査範囲等」 ハ「必要がある」
(3) イ「不動産鑑定士」 ロ「調査範囲等」 ハ「必要がある」
(4) イ「不動産鑑定業者」 ロ「一般的要因の把握」 ハ「必要がある」
(5) イ「不動産鑑定士」 ロ「調査範囲等」 ハ「算定可能である」

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正解:(3)

解説

【正解 (3)】総論第9章の条文からの空欄補充です。 イ「不動産鑑定士」:鑑定評価報告書は、鑑定評価額を決定した理由を説明し、その鑑定評価に関与した不動産鑑定士の責任の所在を示すことを主旨とします。責任を負うのは業者ではなく、評価を行った不動産鑑定士個人です。 ロ「調査範囲等」:対象確定条件、想定上の条件と並ぶのは調査範囲等条件です。これら3つの条件について、条件の内容及び評価における取扱いが妥当であると判断した根拠を明らかにしなければなりません。 ハ「必要がある」:条件が設定されない場合の価格等の参考事項は、必要と認められるときに記載します。「算定可能であるとき」ではありません。算定できるかどうかではなく、利用者の判断にとって必要かどうかで決まります。

📖 関連するテキスト:28-1 意義と機能(鑑トレの会員ページ)

この問題に出てくる用語

鑑定評価の基本的事項調査範囲等条件鑑定評価報告書対象確定条件一般的要因個別的要因地域要因

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出典:平成29年不動産鑑定士試験 短答式試験(国土交通省)を加工して作成。解説は鑑トレが作成。