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平成29年 不動産鑑定士試験 短答式 鑑定理論 問28

総論第9章C 標準

鑑定評価報告書等へ記載、記録する年月日に関する次のイからホまでの記述のうち、正しいものをすべて掲げた組合せはどれか。

イ 継続賃料の鑑定評価においては、鑑定評価報告書に価格時点及び直近合意時点を記載しなければならない。

ロ 実地調査により確認した内容については、証券化対象不動産の鑑定評価を行う場合を除いて鑑定評価報告書に記載しなくてもよいが、実地調査を行った年月日は鑑定評価報告書に記載しなければならない。

ハ 鑑定評価を行った年月日は、必ず価格時点以降の年月日となり、鑑定評価報告書には当該年月日を記載しなければならない。

ニ 証券化対象不動産の鑑定評価において、エンジニアリング・レポートの内容を活用する場合に、当該レポートに関して鑑定評価報告書に記載しなければならない年月日は当該レポートの調査年月日、作成年月日及び入手年月日のみである。

ホ 処理計画の策定に当たっての確認において、鑑定評価を適切に行うための資料の提出等について依頼者と交渉を行った場合には、確認を行った年月日を記録し、当該記録を鑑定評価報告書の附属資料として添付しなければならない。

(1) イとロとハ
(2) イとロとニ
(3) イとハとホ
(4) ロとニとホ
(5) ハとニとホ

正解と解説を見る

正解:(2)

解説

【正解 (2)】正しいのはイ・ロ・ニです。 イ ○:継続賃料の鑑定評価では、価格時点に加えて直近合意時点を記載します。継続賃料固有の価格形成要因は直近合意時点から価格時点までの期間が中心となるためです。 ロ ○:総論第9章第2節Ⅳにより、実地調査を行った年月日、実地調査を行った不動産鑑定士の氏名、立会人の氏名及び職業、実地調査を行った範囲等を記載しなければなりません。調査の内容そのものの詳細な記載までは、証券化対象不動産を除き求められていません。 ニ ○:エンジニアリング・レポートを活用する場合に記載すべき年月日は、当該レポートの調査年月日、作成年月日及び入手年月日です。 ハ ×:鑑定評価を行った年月日が必ず価格時点以降になるとは限りません。将来時点を価格時点とする鑑定評価では、鑑定評価を行った年月日は価格時点より前になります。 ホ ×:処理計画の策定に当たっての確認内容は記録として保存すべきものですが、その記録を鑑定評価報告書の附属資料として添付しなければならないという定めはありません。

📖 関連するテキスト:28-1 意義と機能(鑑トレの会員ページ)

この問題に出てくる用語

エンジニアリング・レポート証券化対象不動産鑑定評価報告書価格形成要因直近合意時点継続賃料価格時点

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出典:平成29年不動産鑑定士試験 短答式試験(国土交通省)を加工して作成。解説は鑑トレが作成。