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平成30年 不動産鑑定士試験 短答式 鑑定理論 問28

総論第7章A 最重要

開発法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 依頼者から開発計画を提示された場合、当該開発計画に従って鑑定評価を行うべきである。
(2) 更地の鑑定評価においては、取引事例比較法による比準価格や土地残余法による収益価格を関連付けて決定するとされているが、当該更地の面積が近隣地域の標準的な土地の面積に比べて大きい場合等においては、取引事例比較法や土地残余法のほか開発法を適用し、開発法による価格を比較考量して決定する。
(3) 開発法は、デベロッパー等の投資採算性に着目した手法であるため、各種の想定が適正に行われたとしても、比準価格や収益価格等の有力な検証手段とはならない。
(4) 第一種低層住居専用地域においては、分割利用を前提とした開発法を検討する必要はあるが、マンション開発を想定した開発法を検討する必要はない。
(5) 開発法の適用に当たっては、住宅以外の用途での開発計画は想定すべきではない。

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正解:(2)

解説

【正解 (2)】正しいのは(2)です。 (2) ○:更地の鑑定評価額は比準価格と収益価格を関連付けて決定しますが、面積が近隣地域の標準的な土地の面積に比べて大きい場合等には、これらに加えて開発法による価格を比較考量して決定します(各論第1章第1節Ⅰ1.)。 (1) ×:依頼者から開発計画の提示があっても、それをそのまま前提とするのではなく、最有効使用の判定に基づいて不動産鑑定士自らが想定する開発計画によるべきです。 (3) ×:開発法による価格は、各種の想定が適正に行われれば、比準価格や収益価格の有力な検証手段となり得ます。 (4) ×:第一種低層住居専用地域でも低層の共同住宅の建築は可能であり、最有効使用がマンション開発と判定されることがあります。検討不要とはいえません。 (5) ×:開発法は分譲住宅やマンションに限らず、事務所・店舗等の用途での開発計画も想定し得ます。用途を住宅に限定する定めはありません。

📖 関連するテキスト:18-1 意義と適用(鑑トレの会員ページ)

この問題に出てくる用語

取引事例比較法最有効使用土地残余法近隣地域比準価格収益価格開発法

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出典:平成30年不動産鑑定士試験 短答式試験(国土交通省)を加工して作成。解説は鑑トレが作成。