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令和元年 不動産鑑定士試験 短答式 鑑定理論 問5

総論第3章B 重要

価格形成要因及び照応する要因資料に関する次のイからホまでの記述のうち、正しいものをすべて掲げた組合せはどれか。

イ 人口動態統計により、一般的要因のうち経済的要因「物価、賃金、雇用及び企業活動の状態」を把握した。

ロ 住宅地域の地域要因「土地利用に関する計画及び規制の状態」を把握するため、都市計画図、地方自治体の条例及び開発指導要綱を確認した。

ハ 宅地に関する個別的要因「間口、奥行、地積、形状等」を把握するため、地積測量図及び実測図を確認した。

ニ エンジニアリング・レポートにより、建物に関する個別的要因「建物とその環境との適合の状態」を把握した。

ホ 賃貸用不動産に関する個別的要因「賃貸経営管理の良否」を把握するため、依頼者へ賃貸借契約書の提示を求めた。

(1) イとロとハ
(2) ロとハとホ
(3) ハとニとホ
(4) イとロとハとニ
(5) ロとハとニとホ

正解と解説を見る

正解:(2)

解説

【正解 (2)】正しいのはロ・ハ・ホです。 ロ ○:住宅地域の地域要因「土地利用に関する計画及び規制の状態」の把握には、都市計画図、条例、開発指導要綱等の確認が適切です。 ハ ○:宅地の個別的要因「間口、奥行、地積、形状等」の把握には、地積測量図及び実測図の確認が適切です。 ホ ○:賃貸用不動産の個別的要因「賃貸経営管理の良否」には賃借人の状況及び賃貸借契約の内容が含まれますから、賃貸借契約書の提示を求めることは適切です。 イ ×:人口動態統計から把握できるのは、一般的要因のうち「社会的要因」の「人口の状態」です。経済的要因の「物価、賃金、雇用及び企業活動の状態」を把握する資料ではありません。 ニ ×:エンジニアリング・レポートは建物の劣化診断、修繕計画、有害物質、地震リスク等の専門的な調査結果を示すものです。「建物とその環境との適合の状態」は、実地調査や地域分析を通じて把握すべき要因であり、エンジニアリング・レポートから把握するものではありません。

📖 関連するテキスト:6-1 価格形成要因と一般的要因の意義(鑑トレの会員ページ)

この問題に出てくる用語

エンジニアリング・レポート価格形成要因一般的要因個別的要因地域要因地域分析賃貸借

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出典:令和元年不動産鑑定士試験 短答式試験(国土交通省)を加工して作成。解説は鑑トレが作成。