令和6年 不動産鑑定士試験 短答式 鑑定理論 問24
総論第9章C 標準
次の説明文は、不動産鑑定評価基準総論第9章第2節の鑑定評価報告書の記載事項における地域分析及び個別分析に係る事項についての記述である。次のイからニまでの空欄に入る語句として正しいものの組合せはどれか。
【イ】並びに賃料の種類に応じ、同一需給圏及び【ロ】の範囲及び状況、対象不動産に係る 【ハ】についての状況、同一需給圏の市場動向及び同一需給圏における典型的な市場参加者の行動、【ニ】にある不動産と比べた対象不動産の優劣及び競争力の程度等について記載しなければならない。
(1) イ 対象不動産の種別及び類型 ロ 近隣地域 ハ 市場 ニ 代替、競争等の関係
(2) イ 対象不動産の種別及び類型 ロ 類似地域 ハ 市場 ニ 依存、補完等の関係
(3) イ 対象不動産及び価格の種類 ロ 類似地域 ハ 市場 ニ 代替、競争等の関係
(4) イ 対象不動産及び価格の種類 ロ 近隣地域 ハ 価格形成要因 ニ 依存、補完等の関係
(5) イ 対象不動産の種別及び類型 ロ 近隣地域 ハ 価格形成要因 ニ 代替、競争等の関係
正解と解説を見る
正解:(5)
解説
【正解 (5)】イ=対象不動産の種別及び類型、ロ=近隣地域、ハ=価格形成要因、ニ=代替、競争等の関係です。
基準総論第9章第2節の地域分析及び個別分析に係る記載事項は、対象不動産の種別及び類型並びに賃料の種類に応じ、同一需給圏及び近隣地域の範囲及び状況、対象不動産に係る価格形成要因についての状況、同一需給圏の市場動向及び同一需給圏における典型的な市場参加者の行動、代替、競争等の関係にある不動産と比べた対象不動産の優劣及び競争力の程度等について記載しなければならないとしています。
(1)(2)(3) ×:「市場」ではなく価格形成要因です。また(2)(3)の「類似地域」は近隣地域の誤りです。
(2)(4) ×:「依存、補完等の関係」ではなく代替、競争等の関係です。
【学習ポイント】「依存、補完」は不動産(地域)とより広域の地域社会等との縦の関係、「代替、競争」は不動産相互・地域相互の横の関係、という対句の使い分けが穴埋めの急所です。
📖 関連するテキスト:28-1 意義と機能(鑑トレの会員ページ)