鑑トレ

過去問 > 令和6年 鑑定理論 > 問39

令和6年 不動産鑑定士試験 短答式 鑑定理論 問39

総論第7章A 最重要

下記の【前提条件】及び【指示事項】に基づき、取引事例比較法を適用した場合の比準価格(単価)として正しいものはどれか。

【前提条件】

事例取引価格(単価)事情補正時点修正(※1)地域要因に係る評点(※2)個別的要因に係る評点(※3)
A450,000円/㎡100(正常)105(上昇)100105(優る)
B480,000円/㎡120(買い進み)100(変動なし)80(劣る)100
C360,000円/㎡100(正常)110(上昇)90(劣る)100

(※1)時点修正は、各事例の取引時点から価格時点までの変動を示したものである。

(※2)地域要因に係る評点は、近隣地域の評点を100とし、他の地域は近隣地域と比較してそれぞれの評点を付したものである。

(※3)個別的要因に係る評点は、各事例が存するそれぞれの地域において標準的と認められる画地の評点を100とし、これと各事例とを比較し、それぞれの評点を付したものである。

【指示事項】

① 対象地の個別的要因の評点は100(近隣地域において標準的)とする。

② 手法の適用においては、A、B、Cすべての取引事例を採用する。

③ 各事例の規範性の程度は同等とし、各事例の査定価格の平均値を採用して比準価格(単価)を求める。

④ 計算途中では端数処理は行わず、最終試算結果である比準価格(単価)に千円未満の端数が生じた場合は、千円未満を四捨五入する。

(1) 375,000円/㎡
(2) 424,000円/㎡
(3) 463,000円/㎡
(4) 479,000円/㎡
(5) 537,000円/㎡

正解と解説を見る

正解:(3)

解説

【正解 (3)】各事例の査定価格を標準化して平均する基本計算問題です。 事例A:450,000×(100/100)×(105/100)×(100/100)×(100/105)=450,000円/㎡(事情補正なし。時点修正で5%増額修正し、個別的要因が標準より優る事例のため100/105で標準化します)。 事例B:480,000×(100/120)×(100/100)×(100/80)×(100/100)=500,000円/㎡(買い進みを100/120で正常化し、近隣地域より劣る地域の事例のため100/80で増額修正します)。 事例C:360,000×(100/100)×(110/100)×(100/90)×(100/100)=440,000円/㎡。 平均:(450,000+500,000+440,000)÷3=463,333.33…円/㎡ → 千円未満を四捨五入して463,000円/㎡となります。 【学習ポイント】補正・修正の分数は常に「対象(標準・正常・価格時点)÷事例」の向きに置くのがコツです。買い進み(割高な価格)は100/120で引き下げ、劣る地域の事例は100/80で引き上げる、と方向を確認しながら計算しましょう。

📖 関連するテキスト:18-1 意義と適用(鑑トレの会員ページ)

この問題に出てくる用語

取引事例比較法個別的要因価格時点地域要因近隣地域比準価格事情補正時点修正

← 問38令和6年 鑑定理論 一覧問40 →

鑑トレに登録すると、この問題を解いた記録が残り、間違えた問題だけを解き直せます。選択肢を1肢ずつ○×で解く練習もできます。

無料で始める

登録はメールアドレスだけ。β版のいまは、過去問・一問一答・テキストを含む全機能を無料で使えます

出典:令和6年不動産鑑定士試験 短答式試験(国土交通省)を加工して作成。解説は鑑トレが作成。